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ガラスの壁(前編)[レイキ体験3rdディグリー4]

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サイキック能力に「天狗」になっていた自分を反省したわたしは、
自己浄化とグラウンディングに、真面目に取り組むようになりました。
エネルギーや意識の世界で遊ぶのは相変わらず楽しんでいたし、
復習会や再受講といったスクールでの会があるときには
エネルギーワークを新規の受講生の方たちに教えるヘルプをしていましたが、
そのせいか、以前のような辛さを感じることは少なくなりました。


前回までの記事
矢印レイキとの出会い(レイキ体験 序)
矢印「失うものなんか、何もない。」(レイキ体験1~出会い~)
矢印「だって、悪いのはわたしじゃないから」(レイキ1st)
矢印「不意に、重さのある空気が隣にありました」(レイキ2nd-1)
矢印「浄化と癒しへ進む道の、最初の扉」(レイキ2nd-2)
矢印「大したことじゃない、なんて思って、ごめんね」(レイキ2nd-3)
矢印「それは、「光」としか呼べない光でした」(レイキ3rd-1)
矢印「全部当たり。見えるようになったね」(レイキ3rd-2)
矢印「自分でコントロールできないものを、能力とは呼ばない」(レイキ3rd-3)



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 レイキ体験9
~レイキサードディグリー4~ 前編

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当時通っていたダンスのレッスンの最中に
「それ」がやってきました。


「それ」が、どんなきっかけで始まるのか、
わたし自身にも、よくわかってはいかなかったのですが・・

とにかく。

「それ」が始まると、
自動的に世界が二つに分かれ、 
ガラスの壁が現れて、わたしは その奥に引っ込みます。

そして、世界は遠くに行って現実感を失い 
他人の話す言葉は意味をなさず、 
わたしは そこに存在して、
喋ったり動いたりしているわたし自身を 
まるで他人であるかのように感じるのです。


ガラスの壁のこちら側で 
わたしは向こうのわたしを眺め、じっと観察している・・・・


「それ」は 小さい頃から何度となく体験してきた状態で、
決して居心地良いとは言えないけれど
そうなることを、ある種の「当たり前」と感じる程度には、お馴染みの感覚でした。


でも、このとき初めて、

もしかしたら  
これは 異常なのではないか・・・・? 

と、自分自身を心配するつもりになりました。

          

そこで、翌月の復習会のとき、世界が二重に感じられる、という話を、思いきってティーチャーさんに打ち明けてみることにしました。

たぶん「大丈夫よ」と笑ってもらえることをどこかで期待していたと思うのですが
そうはなりませんでした。


「ぜったいひとつに統一して。 
 できなかったら許さないからね!」

ティーチャーさんはギラギラした目でわたしを睨みつけ、怒鳴りました。
それから、ひとつ指示をくれました。

「イメージで 自分と その、引っ込んでる自分を一つにする。 
 それができたら光で包む。やって。」 

・・・・いやその。
引っ込んでる方が自分って感じで。
外にいる方が むしろニセモノっぽい感じで・・・・ 

説明しはじめたのが いいわけがましく聞こえたのか、 彼女は苛立った表情になって、もう一度わたしを怒鳴りつけました。

「どっちでもいいから! すぐやって!」 

これ以上何かを言っても聞いてもらえそうになかったので、椅子を見つけて隅っこに引っ込み、言われた通りのイメージを始めました。


でも・・・・。
うまくはいきませんでした。


ふたつに分かれてしまっている自分の姿は見えるのですけど、一緒にしようとすると、間にガラスの壁が現われて、ひとつになってくれないのです。

なんとかしようにも、そのガラスの壁は。
見上げれば、見上げただけ高く。
見回せば、見回した分だけ広大で。
わたしと もうひとりのわたしを、冷たく切り離すのです。

イメージの中で、わたしは迷子になりそうでした。


          

家に帰って、ネットで調べると「離人症」という言葉がヒットしました。

「自分が自分の精神過程または身体から離れて、外部の観察者になったかのような、自己の知覚または体験の変化」
という定義は、言葉が難しくて意味がよくわからなかったけれど

・世界が霧か煙を通すようにぼやけて見える
・声がくぐもって遠方からのように聞こえる
・泡かガラスの檻に閉じ込められ、それによって「現実の」世界から切り離されている

という、「よくある訴え」には 身に覚えがあり、

「行動する自我とそれを観察する自我の分離があり、
 自分の行動を離れたところから自分が観察するという感覚が
 しばしば起きる。」

という説明には 納得できるものがありました。


(ま。わかったからと言って、どうにもできないんだけどね)

心の奥を、ひやりとしたガラスの感覚が通り抜けました。



(続く)
※このシリーズはできるだけ毎週火曜日に連載します。




前回までの記事
矢印レイキとの出会い(レイキ体験 序)
矢印「失うものなんか、何もない。」(レイキ体験1~出会い~)
矢印「だって、悪いのはわたしじゃないから」(レイキ1st)
矢印「不意に、重さのある空気が隣にありました」(レイキ2nd-1)
矢印「浄化と癒しへ進む道の、最初の扉」(レイキ2nd-2)
矢印「大したことじゃない、なんて思って、ごめんね」(レイキ2nd-3)
矢印「それは、「光」としか呼べない光でした」(レイキ3rd-1)
矢印「全部当たり。見えるようになったね」(レイキ3rd-2)
矢印「自分でコントロールできないものを、能力とは呼ばない」(レイキ3rd-3)




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